こんばんは!
いつもありがとうございます。
夏になると大量のトマトが安く手に入ります。真っ赤で甘くて酸味のあるトマト。これを夏以外の季節でも食べたいな~と思うこと多々あり。
これまでトマトの無い季節はトマト缶を買っていたのですが、何となく缶詰が苦手なのと、味が慣れなくて避けていました。
ところがある日、「リトルフォレスト」という映画を見て、主人公のいち子がトマトを瓶詰している姿をみて「これをつくりたい!」となったワケでございます。
ところで、ホールトマトとは「皮をむいて丸ごと水煮にしたトマト」のようです。自家製でつくる場合、いかに滅菌するかがポイントですが、できるだけ簡単に手作りしたいと思います。
とはいえ、単にトマトの皮をむいて水につけて瓶詰めしても早々に腐るでしょうから、最低限のことはしたいです。
つくり方
- 瓶を熱湯消毒、アルコール消毒する
- 水500mlに小さじ1杯(5ml)の塩水をつくる
- トマトのヘタをとる
- トマトのヘタの逆側に×の切込みをいれる
- トマトを沸騰したお湯に1分程度いれる
- トマトを氷水に移す
- トマトの皮をむく
- 皮をむいたトマトを瓶につめる
- トマトが浸かるまで塩水をいれる
- 瓶を軽く蓋をして水を張った鍋へ瓶ごといれる
- 沸騰させて30分間、瓶を煮沸消毒する
- 瓶を逆にして常温に戻るまで放置
完成!
食べ方
映画リトルフォレストにならってトマトスパゲティをつくりました。
- ニンニクを皮ごとオリーブオイルで炒めます。
- ニンニクの香りをオイルに移すのが目的なので、皮のまま炒めても良いと思っています。
- ニンニクに色がついたころ合いでホールトマトを適量いれます。
- 私は漬けた塩水も少し入れます。これでソースに塩味がシッカリつきます。
- 適度にトマトをつぶしてソース状にし、茹で上がったスパゲティと和えれば完成です。
今回はペコリーノロマーノを削って仕上げました。お好みでコショウなどで味をしめても良し。
いわゆるイタリアのトマトスパゲティとは味わいが違うのですが、日本のトマトのフレッシュさや酸味、旨味を感じる味わいがあってともて美味しいです。
イタリアントマト(サンマルツァーノ種)で作ったトマトスパゲティを食べると、あの濃厚さが「やや、くどく」感じることもあります。
その点、このホールトマトのスパゲティは、あっさりと、トマトの生感もあって日本人好みだと思います。

トマトスパゲティ
ちなみに、この自家製ホールトマトはまだ長期保存したことがございません。
美味しいから食べきってしまうのが理由ですが、塩加減も弱いのと滅菌処理も適当なので、お早めに食べることをおすすめします。