奈良市の観光と言えば「東大寺、奈良公園、猿沢池、興福寺、ならまち…」辺りだと思うのですが、まだまだ名所は沢山ございます。
先日訪れた「吉城園(よしきえん)」は苔庭や茶室のある庭園で、なんと無料!(になったそうです)で楽しめる名所です。紅葉シーズンに入った10月末頃行ってみました。
場所は県庁あるいはバスターミナルの東に250~350mくらいの距離感なので、徒歩5~10分もあれば着きます。
バスターミナルに近いのでスタバで休憩してから行くのも良いでしょう。
スタバから歩いて吉城園へ。途中の写真は撮り忘れたのでグーグルマップをご覧いただければと思います。
簡単な地図をつくりました。参考にしてください。
着きました。ちなみに、すぐ隣に依水園(いすいえん)があります。こちらも庭園ですが依水園の方が有名です。依水園は入場料が必要です。
ほぼ両隣に2つの庭園があるのでややこしいですが、手前にあるのが吉城園です。
入りました。既に吉城園の中ですが写真センスが無いので森をとっています。10月末の紅葉はまだまだです。
吉城園は起伏のある庭園で歩いていて楽しいです・・・が写真は撮り忘れました。
どこかの階段を上ると苔庭があります。突然思い出したように写真を撮ります。
天気がとても良い日だったのですが、苔庭には日光が当たらないような工夫がされていました。苔は直射日光に弱いので、そういう配慮だと思います。
その直射日光を遮る木々は、ほんのりと紅葉していました。1ヶ月後にはもっと綺麗に紅葉していると思います。
11月下旬頃に来るといいですね。
撮ります(妻が)。茶室もあるのですが、中は予約制だったと思います。
撮ります(妻が)。
吉城園は、あまり目立たない名所なので観光客は少なくのんびり回れました。日本庭園に入ると背筋がピンと伸びるような気分になるのですが、吉城園は適度に素朴で、本当に心地よく散策できました。
紅葉を見るならベストシーズンは11月中旬~下旬だと思います。
紅葉シーズンはもちろん、6月の梅雨時では、湿った空気の中で苔庭が映えると思います。
そんな吉城園は無料。興福寺と東大寺の間に挟まれた位置にあるので、興福寺⇒奈良公園⇒国立博物館⇒吉城園⇒東大寺という観光ルートに加えてもいいかもしれませんね。
ちなみに吉城園では森トラストによるホテル開発が進行中で、2022年にオープンだとか。設計は隈研吾氏(最近、奈良市の有名建物は隈氏が多い気がします)。
奈良市民としては残念な気持ちが半分、嬉しい気持ちが半分です。観光地として賑わい潤って欲しい反面、吉城園の穏やかな庭園が観光客で溢れるのは個人的には悲しいです。
そもそもホテル開発された後、これまで通り吉城園は自由に散策できるのか。そんな考えを巡らせ帰路につきます。
柿を買いました。これで500円。柿バターを作りました。まだまだ使いきれないので柿カレーを作ります。
夜ごはんはカオマンガイです。
どうもありがとうございました。