こんにちは。いつも訪問ありがとうございます!
実は、コロナが流行る前に奈良市に移住しました。
「移住」という言葉は個人的には大げさすぎるので、周りには「引っ越し」と言うことにしています。
元々は中部地方の都市に住んでいたのですが、たまたま旅行先で観光した奈良の魅力にに気づかされトントン拍子で引越ししました。
今回は奈良市に移住して分かったメリット・デメリット。移住が成功するために考えたことなど紹介します。
誰かの参考になれば幸いです。
奈良市に移住したメリット・デメリット
どこかに移住する前というのは移住後のメリット、デメリットを天秤にかけると思います。想定できるデメリットもあれば、思いがけないメリットやデメリットもありますよね。
奈良市(※奈良市の中心部)に移住して半年、みえてきたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
個人的に感じたメリットはこんな感じです。
- 街がコンパクトで住みやすい(※奈良市の中心部)
- 古くからの文化が根付いている
- 個人店が多くて楽しい
- 歩いて、自転車で世界遺産を見に行ける(身近に観光地があって楽しい)
- 野菜と果物が美味しい
- 豊かな自然がある
- 穏やかな人が多い
- 鹿がいる
- 関西の大都市へのアクセスが便利
奈良市が気に入った1番の理由は「街がコンパクト」であること。徒歩や自転車で移動するのが好きなので、街の機能が集約されている方が便利なんです。
とはいえ東京、大阪は都会すぎるのですが、奈良市は適度に田舎であるにもかかわらず、車を持たずに生活できています。
2番目に奈良市には古くからの文化が身近にあります。昔の姿と変わらない世界遺産も徒歩や自転車で行けるのは、本当に贅沢だと思っています。
3番目に個人の小さなお店が多くて楽しいです。これは好みが分かれると思いますが、僕は大型ショッピングモール1カ所で買い物するよりも、あちこち見て回って買い物したいタイプです。
お茶を買うなら「あのお茶屋」、お団子なら「あの団子屋」というように、お店を細かく使い分けています。
その他、箇条書きしたようなメリットを感じて生活しています!
デメリット
デメリットはこんな感じです。
- 歩道・車道が狭い
- 車の運転が荒い(※気がする)
- 公共施設が古い
- 新鮮な魚が手に入らない
- 地元民向けの良いお店が少ない
- ご飯屋さんが観光地値段で高い
- 大型商業施設が無い
もちろんメリットばかりでは無いです。
歩道・車道が狭いのは、かなりカルチャーショックを受けました。しかも、その狭い道を車がスイスイと走っていく様にも驚きます。車の運転が荒い気がするのですけど、地元民からすれば普通なのだと思います…。
あと公共施設は古いものが多いです。市の予算が潤沢でないこと、観光地にお金をかけていること、などが理由かもしれません。ちょっと残念なポイントです。
その他デメリットを箇条書きにしましたが、実は、そんなにデメリットを感じる場面は少ないです。
とんでもないデメリットでない限り、人は許容して慣れていくものです。
移住が成功するために考えたこと
何かで「移住は引っ越し感覚の方が上手くいく」という 記事を読みました。
真意はよくわかりませんが、「元の生活習慣をできるだけ変えずに場所だけ移す=引越し」の方が失敗の少ない移住になる、ということだと思います。
住む場所を変える、ということはそれだけで負担が大きいです。例えば
- 都内のマンション住、電車や自転車・徒歩移動 ⇒ 田舎の一軒家に住んで車移動
という大幅な生活習慣の変化はリスクが大きいといえるでしょう。
もちろん、リスクが大きいということはリターンが大きいのも事実です。
ただ、できるだけ失敗したくないという人は、初めのうちは生活習慣を変えずに移住して、緩やかな変化を付けていく方が良いと思います。
奈良市はイタリアのフィレンツエ
ちょっと言いすぎですけどね笑 本当は京都市≒フィレンツエ、奈良市≒ルッカくらいかなと思います(ルッカはイタリアにある小さな町です)。
でも共通点は多いです。
- 街の中に世界遺産がある
- 昔の街並みが残っている
- 小さなお店が多い
- 文化を大切にしている
など、イタリアのフィレンツエに住んだ時に感じたこと、奈良市に移住して感じることが似ています。
奈良市には「修学旅行で行ったきり」という人がほとんどだと思います。一見、地味な場所ですけど、とても魅力ある街です。
是非、皆様ももう一度奈良市へ旅行にきてみてください!
どうもありがとうございました。