ぼくらのくらし

食、住まい、愛用品。奈良市の生活。心地良い暮らしのアイデア。

日々のこと|季節を食べる。奈良のいちご、至福のジャム作り。

桜が満開!

春です、いろいろと怖い悲しい世の中ではありますが、それでも春はやってきました。

 

この春、我が家で思う存分食べたのが

奈良のおいしいイチゴたち。 

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いちごの季節は、あと何回?

今まで、季節のものを食べる、ということを

強くは意識していませんでした。

 

朝食の果物は、大抵なんとなくバナナ、秋はカキ、冬はりんご。

その時々でお手頃なものを頂いていました。 

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ある日の朝食。

そんななか、妊娠中のわたしに変わり、買い物担当となった夫。

 

3月になり、嬉しそうにイチゴを買ってきました。

 

イチゴなんて、ちょっと高いし、贅沢品と思っていたわたし。

なのに夫はパクパクぱくぱく、ものすごい勢いで食べていきます。

 

そして翌週にはまた嬉しそうにイチゴを買ってくるではないですか。

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ぎっしり!


食費はだいじょうぶなの、、、?と不安げに聞いてみると、

 

「だって、いちごはこの季節しか食べられないんだよ。

 90歳まで生きたとしても、あと60回しか春は来ないんだから、

 いまだけの美味しさを楽しまないと!」と自信たっぷり。

 

食費のことを考えて、季節感のないバナナばかり買っていたわたしは、目からウロコ。

 

うーむ確かに。あと60回しかイチゴの季節は来ないと思うと、

おいしい時期にたーんと食べておきたくなる。

旬の時期の、一番おいしいものを食べるって、

日々のなかでのささやかな、そして贅沢な幸せかも。

 

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近所の和菓子屋さんの、モナカと一緒に。

そう思ったら、夫には負けていられない!と、わたしもパクパクぱくぱく。

 

至福のひととき、夜中のジャム作り

イチゴを買ってきては、おいしく頂いたこの季節。

 

ただただ食べているのもつまらないので

夫の夢だった、ジャム作りに挑戦することに。

 

そうしてなぜかお風呂上がりの夜中、ふたりでいそいそと作りました。 

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お鍋は大好き、ジオプロダクト。

 

出来立てをパンに塗って、ぺろり。

レモンの酸味がちょっと強いけど、真っ赤なジャムはなんとも甘い!

手作りすると、それだけで倍美味しく感じるから不思議。

市販のものにも匹敵する、むしろそれより美味しい?

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合わせて瓶3つ分、できました。

子どもが生まれたら、こんな夜中にふたり、

笑いながらジャムをつくることなんてできないかも。

 

季節を食べる、そんなことを意識したら生まれた時間。

なんとも幸せな、春の夜長でありました。

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おいしいジャムのため、スコーンを焼きました。